ベルの鼠径ヘルニア
太ももの付け根部分(鼠径部)より腹腔内の諸臓器 (たとえば
小腸など) が皮下に飛び出す病気が鼠径ヘルニアです。
鼠径ヘルニアの原因としては、外傷や鼠径輪の先天異常などが
考えられますが、細かい原因については充分に解明されていません。
一般に片側性鼠径ヘルニアでは左側の発生が多いとされます。
ベルは、鼠径ヘルニアです。
お座りをすると、後ろ足の間に挟まってプックリ、邪魔そうです。
チッコする時もトイレシートや地面スレスレで危うい。
ついちゃうとプックリ部分が汚れてしまうので、つかないようにチッコして
います。ベル、すごいね
散歩の時、男の子と間違われたこともありました。
ベルの鼠径ヘルニアは、右後ろ足の鼠径部から、小腸(腸間膜小腸)の
一部と膀胱が出ています。鼠径部のすきまは、成人男性の人差し指くらい
の太さだそうです。
すきまの大きさから言って、他の臓器が出てしまう心配は、ないそうです。
でも、膀胱は出てはいけない臓器。体内で温かくしておかなければダメ
なんですよね。
病院の先生は、このすきまにプックリ部分を戻してしまうことが出来ます。
3月に戻してもらった時は、1ヵ月出て来ませんでした。
でも、激しく泣いたことで(側溝の掃除でオットが外出)出てしまった‥
オットも戻すことが出来ますが、これが長持ちしない。
ベルの体調がイマイチの時は、膀胱が出ている影響がでます。
[血尿]‥よく見なければ、分からない程度ですが、出ていることに変わり
ありません。
幸い、痛みはない状態なので、薬の服用もなく日々の生活を送っています。
でも、このままにしておけない。血尿は、今後増えることは、あっても
減ることはないのです。
先生の勧めもあり、手術を検討することになりました。それが、5月2日。
連休中、オットと相談して考えて12日に先生に電話。手術をお願いする
ことにしました。
手術日は、5月20日となりました。一泊入院の予定です。
こちらへ来たら、すぐにでも治してあげたいと思っていました。
だけど、新潟の冬は寒かった。咳が続いたりしたこともあって、春まで
待って機会を待つ事に‥。きちんと診てくれる病院も探さないとダメでした。
今、ベルの体調は安定しています。でも、丈夫なわけではありません。
本当だったら、不妊の手術も一緒にするべきなのかもしれません。
だけど、あえて鼠径ヘルニアのみ治してもらうことにします。
ベルにとって、一番負担の少ない方法で、ベルが今、困っている部分を
治してあげたいんです。
ベルが大好きです。もう、この子なしの生活は、考えられない。
手術の日、とても不安になると思います。でも、わたしたちはベルを信じて
そして、先生の言った『助けるために手術する、最善を尽くす』‥この言葉
を信じて、笑顔でベルを送り出そうと思います。
頑張ってベル
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